この文書は、第123回せんにん会ベーシックコースの議事録で、複数名による会話で構成されています。参加者は、河合隼雄氏の著書「心の処方箋」の一節、特に「二つ良いことはよほどの努力か、よほどの幸運か、あるいはそれが重なった時に訪れてくれるが、一般には努力も必要というものの、幸運によることが多いように思われる」という部分について議論しています。彼らは、この教えが若年層には説教じみていると感じられる可能性があることや、自律的な生き方(オートノミー)と努力と幸運の関係について意見を交換しています。また、参加者の一人が、自身の経験と絡めて逆境が成長につながるという見解を述べており、全体として人生における良いことと悪いことのバランス、そしてそれらに対する心の持ちようがテーマとなっています。
